今日あったことをまとめておこう

秋田県境までいってデータ回収が
県境で故障装置交換+点検とデータ回収にかわりました。
んで、やっちまったのが故障装置交換の方・・・
※続きは長い覚書です。
 
 

条件。
・計測点が1〜3まであり、それぞれが事象発生時に接点が「接」となる。
・警報装置は入力信号「断」もしくは「接」で12V出力と接点出力をする。
・計測点1〜3はパラレル接続で警報装置1に接続されている。
・警報装置1の接点出力を警報装置2の入力信号を接続している。
・警報装置1と2の12V出力にはスピーカ、サイレンが接続される。
・警報装置には非常停止ボタンがあり、これをロックすると出力がされない。
・警報出力LED。入力信号LEDがあり、それぞれ動作したときに出力がされる。
なお、
・警報装置1の12V出力と入力信号には別業者の計器がパラでつながっている。
・警報装置1および2は声の届く範囲にはない。
・警報装置1は9月3日の時点で動作にまったく問題がないことを確認されている。
・警報装置2は9月3日の時点で12V出力が動作しないことを確認されている。
・警報出力SWは常にON、警報タイマーSWは常にOFFで作業している。
 
今回の作業予定だったこと。
・警報装置2が故障しているため、これを交換する。
・警報装置1がA地点、警報装置2がB地点、警報装置3が交換機材
 
おこったこと。
○警報装置1の動作確認
 1.現地到着、まずA地点(警報装置1)にて装置の概略を説明してもらう。
 2.非常停止ボタンにてロックする。
 3.まず、A地点(警報装置1)の動作を確認するために
  入力信号設定を「接」から「断」に切り替えたが、
  警報出力LED、入力信号LEDともにつかない。
 4.数度ためしてみるが動作しない。
 5.入力信号設定を「接」にし、入力信号端子を短絡すると入力信号LEDが点等。
 6.入力信号端子に接続されたケーブルの抵抗を計ると
   5MΩであった(やけに低い値ではある。)
 7.このため、「断」状態が「断」でも「接」でもない領域にあるものと推察。
   通常は「接」動作なので、短絡にて装置が動作するため問題にせず動作すると判断。
 8.この時点で警報出力LEDがついていない。
  (これはこのときに疑問におもって先輩にどうしてなのか聞いている)

○警報装置2の動作確認
 1.二人でB地点(警報装置2)に移動し、状態を確認
 2.車から交換機材と無線機をおろす。
 3.先輩をB地点(警報装置2)におろしてA地点(警報装置1)へ戻る。
   以後無線にて連絡をとる
 4.現状動作の確認をするために、入力信号端子を短絡する。
   B地点(警報装置2)が動作しないことを確認
 5.B地点にて先輩が警報装置2と警報装置3を交換する。
 
○修繕結果確認?
 1.交換が終了
 2.動作を確認するため、A地点(警報装置1)の
   入力信号を短絡する。入力信号LEDが点灯。
 3.B地点(警報装置3)が動作しない!(あれ?
 4.数度試すが動作しない。
 5.B地点(警報装置3)にて入力信号端子を短絡させて
   動作を確認。
 6.B地点(警報装置3)にて入力信号ケーブルを短絡してもらい
   A地点(警報装置1)にて接点出力につながってるケーブルを
   テスターであたって短絡を確認
   (この時点で、警報装置1の接点出力と12V出力が食い違って
    いたと思われ、テスターであったたのは12V出力につながるはずの
    サイレン、回転等へのケーブルだったと思われる。当然短絡。)
 7.A地点(警報装置1)にて入力信号を短絡させ、接点出力が出ていないことを確認。
 8.A地点(警報装置1)の接点出力が故障していると考える。

○機器交換
 1.先輩にA地点にきてもらい、状況を確認してもらう
 2.B地点で接点出力は使用しないため、警報装置1をB地点
   警報装置3をA地点に設置することとする。
 2.二人でB地点へ移動
 3.警報装置3をはずしA地点へ移動
 4.警報装置1をはずし、先輩は警報装置1をもってB地点へ
   警報装置1をはずすときに、ケーブルをまちがわないように
   接点につながってたケーブルを退避させる(多分すでにまちがってる)
 5.ケーブルを元通りに再接続。
 
○再度動作を確認、状況悪化
 1.再度動作を確認をするが変わらない。
 2.接続を確認するために、地点A(警報装置3)を接点出力端子にて短絡。
 3.地点B(警報装置1)が動作しない。
 4.地点B(警報装置1)の入力信号ケーブルをはずし、テスターであたってもらう。
 5.地点A(警報装置3)の接点出力のケーブルをはずし、短絡。テスターは絶縁。
   (修繕結果確認?の結果と食い違う。)
 6.まさかと思って、地点A(警報装置3)の12V出力端子を短絡。
   テスターも短絡・・・。

○確認、確認、対応
 1.警報装置をすべてA地点に集めて動作を確認した。
   故障していた警報装置2はおろか、1と3も12V出力および接点端子出力が
   されないことが確認される。
 2.地点Aの接続を確認したところ、接点端子と12V出力が食い違ってることが確認される。
 3.警報装置1および2をA地点、B地点に戻す。
 4.A地点(警報装置1)の12V出力ケーブルをすべてLED出力端子に接続し
   入力信号ONでサイレンがなることを確認。
 5.B地点も同様に確認。

○考察
 ・現場についた時点で、正常と確認されていた
  警報装置1のサイレン、回転灯の動作は確認していない。
  が、入力信号動作にて警報出力LEDが動作していないことは視認している。
  (初回のB地点ので警報装置3の短絡試験では先輩が警報出力LEDを確認している。)
  このため、9月3日以降になんらかの理由(他業者?)で
  接点入力端子と12V出力端子がつなぎかえられて、
  すでに故障していたものと思われる。
  (12V出力端子に他の入力信号端子をつなげば
  12Vに0Ωを接続することとなり出力回路は故障するのは道理である。
  後から回路をみせてもらったが、警報接点は12V出力にてリレー動作させている。
  このため、12Vがいかれれば警報接点も出なくなる。)

 ・上記のことに気づかずに警報装置3を警報装置1と同じように
  接続し、試験をおこなったため、警報装置3の出力端子がこわれる。
 
 つまり、警報装置1の接続を信用して、すぐ近くにあるサイレン回転灯への
 ケーブルを追わずに接続してし、試験をしてしまった自分の手落ち。
 主任と課長にはほんとうに申し訳ない。
 ぶん殴られても文句いえないところではあったが、主任にはぶん殴られてない。
 責任もとれないのに許してはもらえない。
 挽回の機会を待つのみ。